THRIVEを推していたら、KAT-TUNにハマったオタクの話

 

 

これは2次元の3人組男性アイドルを推していたら、3次元の3人組男性アイドルを推すようになってしまったオタクのふしぎなふしぎなお話____


時は今から6年前の2015年末に遡る。
好きな声優さんが珍しくアイドルものに出演する、しかも西川貴教さんが総合プロデュースされる作品ということで『B-PROJECT』の存在を知り、推すようになった。


http://bpro-official.com/artists/


この中でも特に「THRIVE」という3人組ユニットが好きだ。
楽曲にロック調が多かったり、デビューシングルのカップリングが失恋を歌ったラップ詞だったりと、なかなか攻めた曲を歌うアーティスト志向が強いとされているグループだ。


“3人組でアーティスト志向が強く、楽曲にはロック調が多く、ラップも歌う”

この時点でかなりのフラグだが、もう少し待ってくれ。

 

2017年1月~2月頃

深澤さんへの沼落ちや横アリ酸欠事件の現場に居合わせることになる相方と、【Bプロとジャニーズの親和性】について話し込んだ時があった。

「キラキン(KiLLER KiNG)ってNEWSっぽいよね」

「キタコレはタキツバ感ある」

「MooNsはやっぱり嵐かなぁ。JUMPっぽい曲も多い気がするけど…」

「THRIVEは間違いなくKAT-TUN


というように。
楽曲の雰囲気やグループのイメージが、どことなくジャニーズっぽいなと思っていたからこそ出た話題だった。


そしてこの
「THRIVEは間違いなくKAT-TUN
という話をきっかけに、久々にKAT-TUNの曲を聴きたいなと思い立った私は、小さい頃聴いてたMD(古ッ)を引っ張り出してReal FaceとKeep the faithを聴いた

やっぱりかっこいい曲だな……THRIVEに歌って欲しいな……と思うと同時に、聴けば聴くほど当時のKAT-TUNの映像が見たくなってしまった。
当時ニコニコ厨だったせいでほとんど開かなかったYouTubeを開いて検索をかけると

 

え、まって!!?歌うんま!!顔良ッッ!!!3次元版金城剛士じゃん!!!!!!!!!
(仁くんです)


え、モモタス(音済百太郎)もいる!!!!!見た目も雰囲気も似すぎじゃない??!!!
(甘栗うーちゃんです)


ええええ中丸さんかっこいい!!!
やっぱりどうしたって顔が好きだなぁ
てかミカ(釈村帝人)っぽいね?
かとぅーんにはミカモモも居るんか!??
(ちなみにミカモモはシンメです)
(ロバ丸がシンメと知るのはもっと先)

 

とにかく衝撃が大きすぎた

こんなにかっこよくて2次元み溢れる3次元のアイドルがいるのかと。

6人の頃テレビでそこそこ見ていたはずなのに、中丸さんを理由にリップ選んだ過去もあるのに、まるで初見かのようなリアクション。単純に忘れていたのもあると思うけれど、とにかくインパクトが大きかった。

このとき、仁くんと剛士くんの誕生日と血液型が同じということを知り、震えが止まらなくなるなんて知る由もなかった。

 

 

 

そして来たる2月14日。

高校生だった私は、テスト期間で夜遅くまで勉強していた。
自分に課したノルマを終えて、気晴らしにテレビでも見るかと付けるとテレ朝がついた。
しばらく付けていると、暗いなか外にいる中丸さんの姿が。
何故?と思いながらもやっぱりかっこいいな〜と眺めていた。

ここまでで気づいた人は察しがいいと思う。

 

私がたまたま見たのは
「緊急生放送 中丸雄一 スペシャル」だった。
その頃KAT-TUNを色々見ていたので自然と見入ってしまった。

内容としてはゴールデンのMCに抜擢されたことを報告に行き、アドバイスを受けようというもの。
シルエットでメンバーだと察しがついたので見続けてみたら、またも衝撃を受けた

 

「中丸いじめんなよ!俺出てくっかんなっ!!」


……え???
何それ…………上田さんかわいい………
中丸さんと上田さんってそんなに仲良しなの??見た目真逆な仲良しコンビとかオタク絶対好きなやつじゃん……。
上田さんそんな笑顔で話すんだ…とか、とにかく仲間思いで良い人なんだなというのがヒシヒシと伝わってくる映像だった。
カメラがあるのにお互いの目を見て話すところにもグッときて、既にこの2人が気になって仕方なかった。
これが私が今後狂わされる「ロバ丸」という概念との出会いである。

 

「ヘイ!ユーイチ!!!」


Hey!Yuichi!???????
えーーっと?亀梨さん???そういうキャラだったんか?????(大混乱)
クールでセクシーな絶対的センターというイメージしかなかった私には、もうキャパオーバーだった。
まさかこれが割と通常運転だと知るのも10Ksの円盤を見てからである。
中丸さんとの関係性も、イジりイジられがハッキリしていて、可愛らしかった。
6人時代のパフォーマンス姿で止まっている私には、想像もしてなかったゆるゆる具合にまんまと惹き付けられた。


メンバーの関係性があまりにもドツボにハマってしまった私。尽くコンビというものに弱い。黒子のバスケで育ったオタクだもの、許して欲しい。
B-PROJECTでもコンビ厨してるんだ。もう血には抗えないのよ。
(数年後Snow Manのオタクになり、いわふかを推す)
(どこまでもチョロすぎる)


その生放送を見た後くらいから、KAT-TUNをTHRIVEと重ね合わせることをしなくなり、完全にKAT-TUNが気になる!という一心だった。

 

しかし正直、CDなどに手を出すのはこわかった

中丸さんをはじめ、KAT-TUNの誰かの歌声が好みじゃなかったらどうしようという不安があったから。


私は声優オタクをしていた頃から声の好き嫌いが激しく、1作品に苦手な声の人が出てると、推しが居ようと視聴をやめてしまうくらいハッキリしたオタクだった。


KAT-TUNに苦手な声の人がいたらどうしよう。ここまで気になってるのに……好きになりかけてるのに…という心配があった。

まぁ、そんな心配は杞憂に終わるのだが。

 

もっとちゃんと曲を聴きたい!!という気持ちがその不安を上回るくらい強まった私は、意を決してベストアルバムの10Ksとたまたま見つけて惚れ込んだDモが入ってるNMPを借りた。


10ksはあの頃聴いていた曲をまた聴けるという喜びと、知らなかった良曲に出会える楽しさがあった

そして何より、中丸さんの歌声が好きなことに気づいた。

6人時代しかちゃんと曲を聴いていなかったので、音程低めで湿度の高い歌声の印象があったので驚いた
(BIRTHは当時も聴いていたが、あまり中丸さんの声の印象が無かった)

 

そしてNMP。Dモが本当に最高で、この時からDモ大好き芸人の道を歩んでいた

いざ他の曲も聴いてみると


12曲めのFILMってソロ??

 

すこぶる優しい歌声がずっと流れてくるけどこれは???

 

歌声的に……まさか中丸さんか!????


前情報ほぼゼロだったせいもあり、これまた大混乱。

優しすぎる歌声に甘々な歌詞。
溶けてしまいそうだった

調べたら作詞したのも中丸さんだというじゃないか。
ここで沼の予感を察した。
もしかして中丸さんってやばいのでは?相当深い沼なのでは?と。

 

沼の予感を感じながらも、これだけかっこいい曲ばかりで、好きな曲ばかりのKAT-TUNがやるライブってどんななんだろう?という好奇心が湧いてしまい、10ksの円盤を買った

 

2次元と声優さんのオタクしかやって来なかった私には何もかも新鮮だった。

豪華な衣装、ド派手な特効、そして良すぎる顔。どこ見てもかっこいい。
中丸さんの顔、踊り方、言葉選び、どこを取ってもツボでしかなかった。

・丸メガネを掛けてくる計算高さ
・スタンドマイクを一切使わない放置プレイ
・HBBに仏仏蚊とテロップを付ける面白さ
・レーザーを巧みに操る無機質さ
・かと思えば表情が崩れるくらいの涙を流す一面


見れば見るほど中丸雄一という人に興味が湧いた
きっとこうして興味が湧いた時点で負けだったんだと思う。

恋もオタクも落ちたら負けってばあちゃんが言ってた気がする。先人が言うならそうなんだろう。


気づくと、全然KAT-TUNの歴史に触れていないはずの自分がベショベショに泣いていた。


「俺はお前らとKAT-TUNが大好きだ!!!」


率直に温かいなって思った。
こんなにファンを想ってくれるアイドルが現実に居るんだ。しかもそれがイメージとは真逆そうなKAT-TUNなんだ。
パフォーマンスはイメージ通りカッコ良さに全振りで、会場は東京ドームと大きなハコ。
でもそこには、アイドルとファンという関係を超えたヒト対ヒトの繋がりがあるように感じた。優しい空間だった。
自分が参戦していない円盤を見ながらそんな感想を抱くライブを見るのは初めてのことだった。

 

KAT-TUNのライブと中丸さんの存在にますます興味が湧いてしまった私は、ここから怒涛のようにシングル・アルバム・ライブ円盤を集めるようになる。
充電期間で新規供給の少ない今のうちに過去作品を集めて、充電完了に備えようという一心だった。


しかし、熱しやすく冷めやすい私はFC入会にはなかなか踏み切れず、半年くらい未加入ながらJohnnys netのメディア欄からこまめに出演番組をチェックする日々。(健気か?)

 

 

 

ここまで書いたくせに、正直何をきっかけに入会したかは覚えていない。

メールの履歴を辿ると2017年の11月23日になっているので、約10ヶ月入会しないまま頑張って出演情報を集めていたことになる。しかもこの頃はジャニオタ垢を作っているわけでもなかった。さぞ大変だったろうなぁ。
この時の苦労があったからこそ、深澤さんの時に落ちて3日で局入会に繋がるのだが……。

https://ryokucha-9455.hatenablog.com/entry/2019/06/07/133401

 

推測で言えることとすれば、時期的に「中丸くんの楽しい時間2」の会見などで中丸さんがグループ活動再開について話し始めていた頃だと思う。
活動再開に間に合わせたくてそのくらいの時期にしたのだろう。多分。

 


2017年に落ちた新参の私でさえ

「アイツらが!アイツらが!帰ってきたぞー!!!」

「今夜再始動!行こう!KAT-TUN!!」

のイノッチと太一くんの言葉に涙が止まらなかった。

充電期間出の私にとって、初めて見る地上波で3人が並ぶ姿とリアルタイムのパフォーマンス。圧巻だった。
これから私は彼らを応援するんだと決心するには十分すぎるものだった。

 


2017年に落ちてから早4年、ここまでで既に色んなことがあった。


UNIONではSweet Birthdayの中丸さんの歌声が甘すぎて腰砕きにされた。


楽しい時間3では、コントが面白すぎて涙を流してゼーハーしながら観劇した。
周りでそんな爆笑してるの私だけでちょっと恥ずかしかった。


IGNITEでは甘い渇きの中丸さんがかっこよすぎて呼吸を忘れて酸欠になった。死ぬかと思った。


楽しい時間4では、冗談半分で黒マスクで行ったら最前列ドセンという席になってしまい、「この公演で黒マスク撲滅したいんですよ」の発言が出た際には、周りの方々から哀れみの目を向けられた。おかげでずっと手でマスクを隠しながら観た。

 

 

4年というまだまだ浅い月日にも関わらず、既にこんなに濃密な時間と命懸けのオタク生活を送っている。
推していてこんなに色々面白事件が起こるの、後にも先にも中丸さんだけだと思う。

“推していて楽しい”

そこそこ色んな界隈でオタクしてきたつもりだったけれど、こんな感覚になったのは初めてだった。

たった4年でこれなら今後どんな面白いことや楽しいことがあるだろう。

今後どんなKAT-TUNが、中丸さんが見れるのだろう。


15周年イヤーが楽しくてハイになっているのかな?
そんなワクワクが止まらないのです。

 


本日9月4日。

3次元で初めてできた推しの誕生日であり、その推しに出会うきっかけになったコンテンツの発足日にこのブログを捧げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーテーテーテー テ-テテ〜♪テーテーテーテー テテテテン♪

(カトゥのテーマ)

 

今回沼落ちブログに出てきたB-PROJECTKAT-TUNについて少し宣伝させてください!

 

B-PROJECTを知らないKAT-TUNのオタクはこちら!

https://youtu.be/2d0E2WcixgI

 

ゲームとアルバムの発売を控えているので、ハマるなら今がチャンス!!

サブスク解禁してるので、楽曲を何となく聴いてみることから始めてみるのも大歓迎です

(アルバムには、KAT-TUNにも楽曲提供して下さっているイワツボコーダイさん作詞作曲の楽曲も収録されますよ)

それはこちら↓

https://youtu.be/pQHq1xj2PsE

 

 


KAT-TUNよく知らないよ〜というB-PROJECTのオタクはこちら!

ライブ映像です↓

https://youtu.be/x0C68FGqemM

 


シングル発売と配信ライブを控えている今がチャンス!!

しかも新曲2曲はサブスク配信が予定されています!!

そのうちの1曲です↓

https://youtu.be/xrUTNivYwj0

 

双方にちょっとでもオタクが増えたらいいな〜という一心で宣伝させていただきました

少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

  

 

宣伝も含め、長々と拙文を読んでいただき、ありがとうございました

 

改めて
中丸雄一さん、B-PROJECT
誕生日&発足日おめでとうございます